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保険金の支払いで、信頼を失ってはならない。
T邦生命出身の営業から不動産、オペレーションまで、経験しているオールラウンドプレイヤーのKオペレーション本部副本部長は「生命保険の場合、約款通りであり、約款に始まり約款に終わる」と、淡と語る。 世論にリップサービスするわけでもなく、あくまで保険の本質に忠実に、対応する。

M治Y田生命の保険金不問題で、生命保険の「甘い入口、厳しい出口」問題がクローズアップされているが、Kは、U野生命保険協会会長(当時)は「17年、17年という保障責任を果たし、そのリスクを引き受けるのが保険の本質ですから、入口を相当研究しておかないと危ないと思っています。 私はその点、用心深く考えています。
ただ会社によって、保険に加入させるけれど、支払い時点でリスクを遮断するというものと、加入するときにリスクを遮断して、加入した以上は全部を保障するものとがある。 N本生命は後者を選びたいし、そのためには積極的に研究しています。
後者を選ぶ場合、前者と違った慎重さが必要ですから、消極的に映っている面はあると思います」と、慎重な入口、適切な出口を志向する。 AIGEジソン生命も同様で、入口の引き受け査定を慎重に実施する。
「収入に対し、過大な申し込みはなかったか、加入動機はどうか、マネーロンダリングの可能性はないか、健康上の問題はないか…とか。 一時選択した営業サイドとコミュニケーションを取りながら、引き受けを決定する」と、まず逆選択のリスクを取り除く。
生命保険は大数の法則、収支相等の原則に従う。 大数の法則はサイコロの振る回数が多いほど、確率は6分の1に近づく。
保険も多くの人が入れば入るほど死亡などの発生率が予測できるという法則だ。 逆選択が起こり健康でない人や危険な職業の人など高リスクの人を加入させると、収支相等の原則が崩れる。
収支相等の原則は保険料の総額と保険金の総額をバランスさせる原則で崩れると、保険の健全性を損なうためだ。 支払いはどうなのか。
保険に入るとき、「この会社は保険金の支払い具合はどうなのだろう」と一瞬の不安がよぎる。 生命保険に限らず、身近な自動車保険でも同様だ。

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